すだちについて すだち発祥の地 鬼籠野より 徳島名産すだちをお届けします【みどり会】

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すだちを使って、皆様の食卓に彩りを!心身を健康に!

すだちの効能

すだちの成分には、皆様の健康を促進する成分が豊富に含まれています。

香りの効用

すだちの爽やかで優雅な香りには、12種類のモノテルペン類の複合香によります。
また、ほかの香酸かんきつ類には全く含まれない2種類のフラポン「スダチチン」「デメトキシスタチチン」
が含まれています。すだちの香りをかぐと不安やイライラの脳波が減るなど、ストレス解消にも大きく役立ちます。

食欲増進

果実には、ビタミンCとクエン酸、果糖が豊富に含まれ、胃腸を刺激し、消化と吸収を助けます。
クエン酸は、利尿作用、穏下作用、浄血作用などがあり、疲労の原因となる物質を取り除き、細胞の新陳代謝を活発にします。
また、すだちの皮にはビタミンAが豊富で、この他にもタンパク質、脂質、糖質、繊維、灰分、ビタミンなど多種類の栄養素が含まれています。

減塩効果

すだちを使うことによって醤油など塩分の多い調味料を控えることができます。
またすだちにはレモンの2.5倍のカリウムが含まれており、体内の塩分を排出させる効果があります。

すだちとレモンの成分比較(可食部100g当り)

成分 すだち果汁 すだち果皮 レモン果汁 レモン全果
タンパク質(g) 0.5 1.6 0.4 0.8
繊維(g) 0.1 2.8 0 1.2
カルシウム(mg) 16 150 7 60
カリウム(mg) 140 290 100 120
鉄(mg) 0.2 0.4 0.1 0.2
ビタミンA (カロチン) (mg) 0 750 0 0
ビタミンA (効力) (IU) 0 420 0 0
ビタミンC(mg) 40 110 45 90

また、「スダチチン」には血液中の血糖値を下げる役割のインシュリンの働きを助ける効果を持っていると見られるのだそうです。
(2006年に徳島大学の研究チームが発表)
この結果が完全に実証されて実用化されれば、すだちには糖尿病の治療にも一役買うことになりそうです。

すだちのお召し上がり方・使い方

ご使用前に果実をよく水洗いしてからご使用下さい。

しぼる!

半割りに切ったスダチを搾る。
焼き魚、焼きなす、漬け物、海藻サラダ、ちりめん、冷や奴、刺身、ハモの湯引き、ぶっかけうどんなどのお供に。すだちの搾汁からでる爽やかで優雅な香りで、上品な味付けに!

ビールや焼酎に搾って飲む、悪酔いや二日酔いが軽減されます。
またアルコールの苦手な方でも口当たりが良くなり飲みやすくなります。

する!

スダチの皮をおろし金で擦ってまぶす。
そうめん、うどん、そば、冷や奴などのお供に。
すだちの緑色が食品に爽やかなコントラストと風味を演出します。

うかべる!

輪切りにしたスダチを浮かべる。
お吸い物、味噌汁、日本酒などのお供に。
すだちの香気が味のインパクトに!また、すだちの酸味により減塩で健康的な味付けに!

まるかじり!

すだちのヘタの部分を取り除き、果実を味わう。
よく洗った果実のヘタを取り除き、果実を丸かじり!
輪切りにしたスダチを蜂蜜につけ込みハニーすだちに!

美容・リフレッシュ!

すだちの果実を入浴時浴槽に浮かべてすだち風呂に!すだちの香気が一日の疲れをリフレッシュ!すだちの成分ビタミンAが皮膚病を防ぎ、肌の若さを保ちます。ビタミンCとの働きでより一層の美肌効果が!

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秋の味覚、松茸やしいたけのお供に!

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サンマなど焼き魚の香り付けに一絞り!

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うどん、素麺などの酸味付けにも!

すだちの保存方法

すだちは、生鮮食品ですので、常温で保存していると酸化が進み黄色く変色し風味が損なわれます。
長期間すだちをご愛用して頂く為には、次のような保存を行って下さい。

比較的短期間にお召し上がりになられる場合

  • ポリ袋に入れ出来るだけ空気を抜き輪ゴムなどで封をし、冷蔵庫で保存して下さい。
  • 緑色が長持ちし、風味が持続されます。

長期間保存しお召し上がりになられる場合

  • すだちの果実を搾汁し、小瓶などに入れて冷蔵庫で保存して下さい。
  • 長期間ご使用されなかった場合、瓶底に沈殿物が溜まりますが、カビなどでは有りません。
  • よく振って、適量をお召し上がり下さい。